【Steppenの”先週の気になる馬/注目馬】スウィープフィート 11/26 ,2023

毎週のレース検証で、私的におっと思ったり光るところがあると感じた馬を、LT理論の数値の裏付けの下に今後は(時間が空いた際には)軽く綴って行きたいとなと思います。

それでは第1回の先週からは、こちらを
日曜 京都9R 白菊賞 2着 スウィープフィート
今を時めくスワーヴリチャード産駒。
2着ではあるものの、LTからは勝ち馬を1段上回る高数値で、1勝クラスとしては非常に強い内容。
レースのLTを見てみると

当日の京都のTrack指数は『マイル内回り・Mm+0.5』

LAP 12.9-11.7-12.3-12.6-12.1-11.2-11.3-11.6

36.9-34.1の中盤稍緩み型

上記より、このレースのLTは『前4』
前にいないと話しにならないレベルの超S、後方に位置した時点でほぼ無理のレースである。
勝ち馬は逃げたプシプシーナ。この馬は位置バイアス◎!でしっかり、というより順当に。
しかし、このLTでラストは11.2-11.3-11.6は
水準値『-0.15』の元値=私的レーティングで、稍レベルの低いものである。
但し、2着のスウィープフィート。
こちらはなかなか強烈であった。
『前4』のレースを道中最後方からで、直線入り時も”実質は”並び最後方。
位置バイアスは『×』である。
『前4』の通りに、1着馬・逃げ馬、3着馬・2番手の馬、と前が止まっていない中で内回りの直線が短いなかを強烈な脚で一気に詰めての勝ち馬と0.0差の2着。
勝ち馬の数値が『-0.15』と記したが、LTからこの馬の数値は勝ち馬を大きく上回る『+0.15』!である。
この『+0.15』という数字はごく偶にしかみれない、かなり強い内容である。
正直私的に驚いた。
前走も同条件の京都内回り1600m。未勝利戦のそこを勝ち上がったのだが、その数値は『-0.15』。水準値を割るものでレベルの低い1戦だった。それも3キロ減量の52キロ◎!でのものである。
そこから定量55キロと3キロ増えて、それでいて数値は『-0.15』→『+0.15』。
デキはほぼ平行線、若干下寄り程。騎手も変わらず永島まな。数値を上げる要素が全くなかった。
もう1度前走を確認してみたところ、前走は『稍かかり』ではあった。それを受けてであろう、今回は最後方からゆったりの折合い重視。この点だけで0.2~の数値上げは採れるが、それでも未だ今回のそれには足らない。何しろ『3キロも増えて』いるのだから。
ヤネの永島がレース動画では確認する事が叶わない、この馬を御するなにかを掴んで臨んでいたor表記されてない馬具等で馬に改善があった、このどちらか、あるいは両方か、いずれにせよ前走から大きく変わってきた。
1勝クラスなら次走は確勝級。というより2歳戦の重賞なら優に勝ち負け圏の数値である。
2wになるが阪神ジュベナイルフィリーズの可能性もあり、そこでもHで最後方からでも問題ないLTにでもなれば馬券圏内もあって不思議ないと思う程である。
2歳GⅠに関しては『2w』がかなりキツイので今回の数値は出せない可能性もあり(※状態等で当週になってみないと分からないが)、またヤネの問題で毎回しっかり馬の元値が出せるかとなるとそこも疑問となるのだが、来年あたりはもしかしたらリーディング最上位の騎手が乗っているかもしれない。
今を時めくスワーヴリチャード産駒。そしてあのスウィープトウショウの孫。ちょっと楽しみな馬である。
※文中敬称略

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