【GⅠ フェブラリーS】2023 回顧・検証

馬場私観ー東京ダート

東京は週中月曜3.5ミリの降雨のみで天候による影響はなし。土曜ダートは冬場の気温による影響で通例通りの稍重、日曜は午前中3レースが稍重で午後以降は良馬場。
稍重→良から「若干の含水有りで”稍重に近い良」として通常の良馬場よりも少し早い馬場を採るならば『-0.25』程の私的Track指数もありだが、日曜のダート全レースの馬場差換算から通常の良としての『マイル-Hs』Track指数とするのが妥当と判断

 

ラップ~『LT』(=ラップ×馬場指数)

LAP 12.3-10.9-11.4-12.0-12.5-12.1-12.0-12.4

ダート1600mで前半34.6-後半36.5は『Hm』の型
先項Track指数を掛け合わせた『LT』(=Lap×Track指数)『後1』で0.1差分だけ後方位置取りの馬が有利

 

私の場合一律で「1馬身≒0.18秒」で全ての元値評価を行っている
※昔からあるJRAによるハンデ戦における方法論ー1キロ≒1馬身≒0.2秒を参考に、長年の私的考察と改良で現在は上記「1馬身≒0.18」を採っている

 

各馬評

レモンポップ 1着

通過順位-4-4とあるが、向う正面での位置取りは中団稍前の中で6.7番手辺り。
前記『後1』から、後方14番手、最後方16番手の2.3着馬より少しキツメの位置取りで、2着馬レッドルゼルとの0.2差の着差以上に完勝。『LT』から水準よりも”僅かに上ー0.05程ーで数字的にも上々の内容。

『武蔵野S』が2wで「↓○可」のデキ落ちでの競馬でギルテッドミラーと0.0差2着から1600mも問題ないとの見立てであったが、今回3wで1週前,当週追切りからしっかり◎デキ + 稍レベルの低い面子で◎印の想定通りの内容であったかとの所感。
前走『根岸S』で道中外被せに遭い若干行きたがる素振りも見せたが、それを糧としたか今回は馬群中でも全く動じる事なく競馬が出来たのは成長であり収穫。

あとは、この馬は上述の通りに数字的にも水準若干上程の内容ではあるが、馬柱を見た通りに他の面子のレベルは1600mのGⅠとしては低く、今回出走してこなかった他の1線級の馬たちとのレースが待たれるところ

距離適性に関してだが、先程1600mでも問題ないとの見立てと述べたが実際今走は『LT』からは前走『根岸S』より僅かに上の内容 ー これに関しては馬群OK,のメンタル面の成長や、もしかしたら戸崎→坂井瑠星のヤネの分もあるかもしれない(技術というより相性と言った方が得心できる)。
しかし、過去走特に3走前の『ペルセウスS』1400mは『LT』からは水準の1.5枚上のかなり強い内容でこれが本馬のベストパフォーマンスであることから、1600mも問題ないにせよ1400mは更に良いとの見方も可能かもしれないとは考えている。
但し、それ以後は重賞での3戦なのでそれまでの楽な競馬でのパフォーマンスと同等に捉えるのは誤りであるとの論法から、多少なりとも成長した現在の元値で強い面子相手に再度1400mでの競馬を見て判断したいところではある。

 

レッドルゼル 2着
後方待機14番手からの競馬は、先項の通りに勝ち馬との0.2差以上に下の内容となる。
但しこの馬自身のパフォーマンスは昨年より上がっている。具体的には『LT』から0.2差分でちょうど1段階上の内容となる。
理由は明白。今年はヤネが何とかして距離を持たせようとの苦心から、◎好スタートから敢えて下げる後方待機の型を採ったこと。結果を鑑みればこれが正解となった。先述様に見事に昨年から1段階上のパフォーマンス

今回は勝ち馬意外に1600mで高い元値の馬がいなかったが故の2着である為、距離適性に関しては依然1200~1400mがベストと見て良いとの評価。

 

メイショウハリオ 3着

3着ではあるが、2着馬から更に0.4差,勝ち馬からは0.6差と大きく離されてのもの。また『後1』からも最後方の競馬は少しだがアドバンテージもあった。今回の面子だからこその3着であり、勝ち馬から0.6差であるこの馬自身のパフォーマンスは高くない。

但し、落馬寸前のかなり大きな出遅れでのもので、いつも通りの若干の出負け程度であればあるいは2着争いの0.2差近くまで来ていた可能性もある。もしそうであったと仮定するなら押して追走もしていたであろうし、『後1』のアドバンテージもなかったかもしれない。評価が難しいところではあるが、いずれ0.6差よりは縮まっていたとの算段ではあり、私的には「0.3~0.4差」辺りが妥当かなと見ている

1600m以下は明らかにスピード負けーズブめな馬で、やはりベストは2000m前後のように思う。勿論陣営もそれは先刻承知で、本来なら有力と見られる元値の高い馬たちがサウジやドバイへ矛先を向けての今回の面子ということで、出走に踏み切った考えている。実際3着ならば目論見通りの好走であろうと思う。

 

ドライスタウト 4着

先後の5番手中の位置取りで0.7差4着。3着馬とは0.1差で『後1』位置取りバイアスからほぼ互角~僅かに下くらいの元値評価。
但し、かかり△でのもの。リアルタイムTV視聴時に「引っ掛かっている…これはダメか」と思った程。かかった原因は「向う正面で2番の馬と接触した」こと。接触直後に首を振り、そのまま口を割り気味で3角半ばまでかかっており、そこで漸く落ち着いたかと思った矢先に4角ペースアップで、他馬がまだ持ったまま上がって行くところをこの馬は押して押してそれに付いて行く態。明らかにパフォーマンスへの影響は大きく、近走の元値様には走れなかった。それで上述様に3着とほぼ同値の元値。近走評からは度外視レベルとしたい。

ただ、引っ掛かてのパフォーマンス低下とは別に、実は予想前にこの馬に関しては少し不安があった。2走前の『霜月S』が水準より1段上のかなり強い内容であったところからの前走『すばるS』で調整から少しデキ落ちの見立て、そして今回もそこから更に少しのデキ落ち。十分走れるデキだが9分前後との見立てだった。それでも勝ち馬以外とならこの条件では上との評価で○印とした次第。
以上2点から、本来の本馬のMax元値からはここで勝ち馬から少なくとも0.1差には入るとの評価のままとしたい。

あと本馬の適性に関して付け加えたい点を少し。
引っ掛かりについては元々霜月Sでも若干かかり気味に行く感じではあり、気性的に内枠懸念もあってのもだが、気性は別にして私的経験則からこの馬の脚勢からして明確なスピードタイプという風には映らず、もしかしたら『1800◎の可能性があるのでは』と思っている。
勿論気性の成長でその距離で折合える事が前提条件ではあるが、『折合えるならばスピード、脚勢の感じから1400~マイルのスピード勝負より1800以上良さそう』に映る。同父・テイオーケインズやインカンテーションのように。どうだろうか?

 

6着スピーディキックは直線鈍詰まり×。手応え◎で前開いてからの脚色から、詰まっていなければ3.4着争いま来ていた算段。今年の面子ならそれ位にやれた元値との評価で

7着ヘリオスは2番手からの競馬で、やはりハナでないとMax元値は出せないとの結。それにしても止まり過ぎで「東京の1600」については長い△、小回りなら1600もギリこなせるとの評価で

8着ソリストサンダーは元より叩き良化型の馬で、今回は追切りからデキも8分で未だだった

 

 

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