各馬の評価
①アカイイト ： → ◎
②イズジョーノキセキ ： → ◎
③ボルドグフーシュ ： → ◎ (稍下)
④アリストレス ： → (稍下) ◎
⑤ジェラルディーナ ： → ◎
⑥ヴェラアズール ： → (稍下) ◎!
⑦エフフォーリア ： → (稍上) ◎！！
⑧ウインマイティー ： → (稍下) ◎
⑨イクイノックス ： → (稍上) ◎！！
⑩ジャスティンパレス ： → ◎！！
⑪ラストドラフト ： → ◎！
⑫ポタジェ ： ↑ ◎！
⑬タイトルホルダー ： → ◎！！
⑭ボッケリーニ ： → (稍下) ◎
⑮ブレークアップ ： ↑ ◎！
⑯ディープボンド ： → ◎！
総括
暮れの大一番らしく各馬好調教、好調整。が、それにしてもただの1頭も調教,デキ考察で弾かれる馬がいないというのは非常に珍しい。GⅠの多頭数ではほとんど記憶にない位
ただ、調教は抜群に動いていても凱旋門賞帰りの2頭についてはデキに自信を持ってとまでは出来ないのが海外帰りの難しさ。走れなかったら数字に顕われない部分でどこか瑕疵があったのだろうと、過去の同様馬のように結果論で語るしかない。私的にはそれ程大きなパフォーマンスの低下はないと見ているがどうだろうか？それ位に動けているが
なかでも最高潮、渾身のデキは以下4頭
・⑨イクイノックス
秋2戦目で型通り少しだが更に上昇の過去イチと文句なし。この馬の場合はこれでまだ6戦目で成長の部分も大きいとみる
・⑦エフフォーリア
本追切りだけでなく1週前もその前もずっと快調教。私は全て数字を採っているのは勿論、この馬の場合は新馬後からずっとつぶさに見てきているが時計的には間違いなく過去最高のもの。もともと大きい馬だが更に筋肉が付いて体が大きくなったことにより単純に時計としては速く走れるようになっているとの私見
ただ、春も今回程極上ではなかったにせよ昨年秋と変わらぬ素晴らしいデキで、その中での凡走。確かに輸送に極端に弱い馬というのもいるし、牝馬に過敏な馬もいる。がこれ位の超1級レベルの馬でここまで走れなくなるのはなかなか珍しい
今回は輸送もなく、暮れの中山の馬場もこの馬にはベスト条件。去年程の超Hもなさそうなのもプラス。さてさて
・⑩ジャスティンパレス
輸送ありでも前走の過去イチ最高潮のデキをしっかり維持。デキに関しては自身のMaxパフォーマンスを担保し得るもの
デキから離れるが、マーカンド替わりは更なるパフォーマンス上昇を見込め馬主,陣営としても当然の選択とも採れるが、鮫島克駿騎手降板が私的に少し残念。上位圏のチャンスも見込める馬で菊花賞以後はこの馬で飛躍の足掛かりにと思っていた
個人馬主ではあるがノーザン馬で、まあ得心の交代ではあるが
・⑰タイトルホルダー
引き続きデキMax最高潮のデキを維持。いや中間もずっと快調教で、少なくとも海外帰りで馬が萎んで等の懸念は全く感じない動き
もともと初輸送の菊花賞に続いて2回目の天皇賞春でも長距離戦という事を加味しても、明らかに緩めた調整でデキMaxとは見ていなかった馬で、その次の宝塚記念では3戦目でもう大丈夫と確信を得たか猛時計だったが、それらから関東圏の競馬は確実にこの馬にとってプラス。そういう流れでの海外帰りであってもの上述中間からの快調教とみている
⑥ヴェラアズール、⑪ラストドラフト、⑫ポタジェ、⑮ブレークアップ、⑯ディープボンドもそれぞれ微減、急上昇、維持と内容の違いはあれど文句なしのデキ
これら以外に関しても冒頭述べたように皆◎デキ相当で大きめのマイナスがなく、今年はデキ落ちの馬が1頭も見当たらない馬柱を眺めていても非常に気持ちの良いものだった
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